第2回目は、実際にいすみ市でヒアリング調査を行うにあたって、まずは自分たちが普段よく利用しているお店(食料品店)をリストアップしました。

 

野菜、肉、魚、米、パン、チーズなど、ジャンルによってお店を使い分けている人もいれば、地元のスーパー(スーパーランド、いすみや、スーパーセンターレオ、せんどう大原岬店など)で大体のお買い物を済ませる人、コンビニをよく利用する人(国府台のファミマは野菜を売っていて面白い!)、通販(Amazon、生活クラブなど)を利用する人など、今回の参加者の中だけでも、お店の利用の仕方が様々でした。

 

『○○はここが美味しい!』『○○のお洒落なお店がある。』と、いすみならではのお店情報が続々と出てきたり、『移動販売がある。』『最近はマルシェが少なくなっている気がする。』など、いすみの特徴や現状などが少しずつ出てきたりもしました。

 

昔からいすみに住んでいて地元のお店を知っている人と、地域外からいすみに移住してきた人とでは生活のフィールドが異なるため、利用するお店も全く異なるということも明らかになりました。(年代別でも異なるのかな?)

 

このようなことから、今ローカル経済レポートに参加している自分たちだけではなく、自分たちの周りのいすみ在住者が利用しているお店も詳しく調査しよう!ということになりました。

 

今回のいすみローカル経済レポートは、【何を意識してお買い物をするべきなのか。】【地域のお店を選ぶことにはどのようなメリットがあるのか。】【地域に住む各世代が利用したいと思える食料品店とは】【地域のものを地域で循環させるにはどのようなシステムが必要か。】など、沢山のことを考えるきっかけになりました。

 

次回以降は、食分野でヒアリング調査をするお店を決定し、実際にそれぞれの調査に入っていく予定です。(武蔵野大学 工学部 環境システム学科 小笠原七海)