第1回目は、有志のみなさんに集まっていただいてのはじめての顔合わせです。

いすみ市内にお住まいの方だけではなく、ローカル経済レポートに興味のあるほかの地域の方(遠くは海外からも!)もオブザーバーとして参加されました。

 

まずは、言い出しっぺであるgreenzの鈴木菜央さんより、今回の取り組みの参考にしたイギリスにあるトットネスという町の事例を共有。トットネスは小さな街なのですが、2006年より、トランジションタウン・トットネスとして、様々なワーキンググループが立ち上がりました。

 

地域通貨、ローカルレストラン同好会、エネルギー削減計画、食べられる森プロジェクト、子どもの遊び場グループなどなど、どれもとても気になる取り組みばかり。

 

その中で、さらに自分たちの地域の事を知るために、地域でどのように経済が回っているのか、ローカル経済レポートとしてまとめます。そこから見えてきたことは、地域で経済を回すことで生まれる様々なメリットでした。

 

そのレポートをもとに、トットネスでは、ローカル起業を応援するセンターができたり、クラフトビール工房が立ち上がったりと、さらに様々な効果が生み出されたそうです。

 

この取り組みをいすみでもできなか、ということで、今回このプロジェクトが立ち上がりました。

 

 

今回のいすみローカル経済レポートでは、まず【食分野】のリサーチを進めることになりました。

 

「市内のスーパーや飲食店ってどのくらいあるのかな?」参加者の多くはいすみ市在住でしたが、実は案外知らないものです。

そんな中、「いい資料がありますよ」と、いすみ市役所の職員さんより、地域振興券の利用店舗リストが共有されました。

 

なるほど、このリストがあれば、地元の業者が一目瞭然ですね。ありがたい情報です。こういった地元情報はやはり、市役所の皆さんの協力あってこそ。このリストを参考に、次回以降調査を進めていきたいと思います。

 

(事務局:三星千絵)